[ HARDWARE REPORT ]

AOpen

Aeolus FX5200-DV128 AGP LP を使ってみる

2003/09/16 Tomohiro Kumagai

□ AOpen Aeolus FX5200-DV128 AGP LP

今までは AOpen 社の Aeolus MX440-8X D64(N4) DDR なるビデオカードを使っていたのですけど、今回、VRAM が 128MB の新しいビデオカードを見つけたので使ってみることにしました。

AOpen Aeolus FX5200-DV128 AGP LP というビデオカードなのですけど、以前のとくらべて VRAM が 64MB → 128MB になるだけでなく、チップセットも GeForce MX440 から GeForce FX5200 へとパワーアップします。

また Low Profile 対応なので、スリムタワーのような小型のパソコンに取り付けられ、かつ、2台のモニターを接続できるのもうれしいです。

 

□ ハードウェアのインストール

今回は大雑把に次のような環境での取り付けます。

ケース AOpen A340A (スリムタワー)
マザーボード AOpen MX4SG-N
ビデオカード AOpen Aeolus FX5200-DV128 AGP LP
OS Microsoft Windows XP Professional

 

まずは LowProfile ブラケットに交換です。

このビデオカードは DVI インターフェイスと VGA インターフェイスの両方を備えているのですけど、LowProfile においてもこの両方を利用することができるようになっています。

ただし LowProfile の場合は 2 つのブラケットを利用する必要があるため、実質 PCI スロットを 1 つ埋めてしまうのですけど、それでもわざわざ PCI スロットにもビデオカードをさすよりは、熱のこもりも抑えられるでしょうからいい感じです。

注意する点としては、LowProfile のブラケットのねじを止める部分よりも、ビデオカードの基盤がおよそ 1cm ほど突き出してしまうところでしょうか。自分は AOpen 社の A340A というケースを使っているのですけど、このケースでは問題なくおさまりましたけど、ぎりぎりのサイズのケースだったりすると入らない可能性もあるので気をつけましょう。

 

さて、ハードウェアのインストールも終わって、PC の電源を入れてみると、以前の Aeolus MX440-8X D64(N4) DDR とかであったようなディスプレイ EIZO FlexScan L565 との DVI 接続の相性問題みたいなのもなく、しっかりと画面に映像が表示されてくれました。

DVI と VGA (アナログ) の両方のポートにディスプレイを接続していたのですけど、その両方に同一の画面が表示 (ミラーリング) されていたのがなかなか面白かったです。

どうやらディフォルトではミラーリングらしい…。

 

□ ドライバのインストール

ハードウェアを取り付けて Windows XP を起動したら、続いてデバイスドライバのインストール作業です。

OS が立ち上がると、新しいハードウェアとして NVIDIA GeForce FX5200 が検出されて、「新しいハードウェアの検出ウィザード」 が立ち上がります。

…っと、どうやら説明書とは認識されたものが違うようでした。

うちの環境の場合、ビデオカードのドライバは NVIDIA GeForce FX5200 が自動的に検出されてインストールまで終わっているようです。そして新たに見つかったハードウェアは、どうやらそれに接続されているディスプレイ (プラグアンドプレイモニタ) のようでした。

実際に自動的に適切なドライバを入れてもらうと、なにやら 「プラグアンドプレイモニタ」 がデバイスマネージャに追加されていました。

 

このままでも、Windows XP のディスプレイ設定を調整すれば問題なく利用できるような感じでしたけど、念のため付属のデバイスドライバをインストールしてみることにしました。

付属していた CD-ROM (VGA-N18 P/N:90.05239.N18) からインストーラ (SETUP.EXE) を起動して、[INSTALL] をクリックすると、デバイスドライバーのインストールウィザードが起動します。

 

あとは特に選択肢もなく進めていくとインストール完了です。

インストールの際にプログレスバーが 20% ほどでとまってしばらく動かなくなってしまったこともありましたけど、ほうっておいたら 1 分ほどして先に進んでくれました。

ほかに Adobe Acrobat Reader 5 を自動的 (勝手) にインストールしてくれたりして終了。そしてコンピュータを再起動させてあげれば完了です。

 

□ 設定を調整する

ドライバインストール後、NVIDIA nView ウィザードが起動しました。

とりあえずウィザードを進めて nView を有効にしてみることにしました。プロファイルのロードは <なし> にしてみて…と。

ウィンドウの分割は個人的に 「なし」 が好きなのでそうします。そうしないと画面の境目にダイアログがでてきてしまって見にくい気がするのです。

ダイアログの再配置。これはなかなか便利そうな機能ですけど、なんだかシステムの細かな部分にかかわりそうなのが少し怖いので、個人的には OFF に設定してみました。同様の理由で、システムの拡張メニュー設定も OFF にしておきました。

マルチデスクトップ、複数の仮想デスクトップを用意して切り替えることができる機能ですけど、これも、慣れてしまえば便利そうな気もしますけど、システムのご機嫌を考慮して OFF にしました。そして複数のデスクトップを管理する機構をもりこむらしい Explorer 拡張も OFF にしました。

ウィンドウ透過機能。これもなかなか便利そうですね。よく、ウィンドウの下にあるはずのものを探したりするときにウィンドウを移動させて〜、などとやることが多いので、これはとりあえず ON にしてみることにしました。そしてウィンドウの最大化の高速化。ちょっとした機能ですけど、試してみる価値はあるかなぁということで ON にしてみました。

 

こんな感じの設定をおこなって nView の設定は完了です。とってもたくさんの機能がありますね。今の Windows のデスクトップ機能に不満がある方は nView で結構まんぞくするかも、、と思いました。

 

さて、ためしに設定してみた 「ウィンドウ透過」 と 「ウィンドウの最大化の高速化」 ですけど。

とりあえずウィンドウの最大化の高速化のほうはかなり効果ありでした。ただ、そんな頻繁にウィンドウを最大化するわけでもなく、また、最大化のたびにストレスを感じるようでなければ、とりあえずは必要ないかな、という感じがしました。

ウィンドウ透過の方ですけど、なぜだか透過してくれません。Windows XP のせいもあるのでしょうか、ウィンドウを移動させてみても、タイトルバーをクリックし続けてみても特に変化は見られませんでした。

が、いろいろとやってみたところ、どうやらダイアログボックスはちゃんと透過してくれるようです。面白い機能ではあるのですけど、普通のウィンドウが透過してくれないことにはなんとも効果が薄い気がします。

 

なにはともあれ、画面がミラーリング表示のままだったので、それを調整します。

これは Windows XP の標準の機能を使って、「画面のプロパティ」 の 「設定」 タグにて、非アクティブのモニタを、「Windows デスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする」 ようにすれば設定完了です。

 

□ 状態の確認

さて、気になることがあったので確認してみました。

というのは、現在利用しているマザーボードは AOpen MX4SG-N という AGP 8 倍速に対応しているものなのですけど、以前の AOpen Aeolus MX440-8X D64(N4) DDR というビデオカードでは AGP は 4 倍速が選択されてしまっていたのです。

このビデオカード自体も AGP 8 倍速対応をうたっているのですけど、マザーボード自体の AGP 倍速設定はないし、そのあたりの設定を調整するソフトウェアをつかっても特に変化はないし…。

 

ということで、今回のビデオカードだとどうでしょうと、NrkLvHomePage さまの WCPUID というソフトウェアを利用してチップセットの情報を調べてみました。

  Status Command
Data Rate 4x 8x 8x
Fast Write Supported Enable
4GB Addressing Not Supported Disable
Side Band Addressing Supported Enable
64Bit GART entries Not Supported Disable
CAL Cycle 64 ms 64 ms
ARQSZ 64 non

すると、今回の Aeolus FX5200 DV128 LP はちゃんと AGP 8 倍速として動作しているようです。また、こちらも以前は Supported ながら Disable になっていた Fast Write の機能も、今回はちゃんと Enable となっていました。

 


 

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