ビデオキャプチャ VA1000MAX-NT1 を購入

HARDWARE REPORT


AOpen VA1000MAX-NT1

VA1000MAX-NT1 とは関係ないお話なのですけど、

以前にとある通販サイトでビデオキャプチャ系を購入したことがあったのですけど、半年以上も放置されるは、ちょうど Windows XP に乗り換えた頃にとどくは、公式サイトで Windows XP 版ドライバは準備中とか表示されていたのが何の予告もなくいつの間にかけされているはで、さっぱり役に立たなかったビデオキャプチャ…。

とあまりいい思いでもなく、またどうもビデオキャプチャ系のソフトウェアっていうのが使い勝手や安定性がいまいち…。だけれど自分の部屋にはテレビがないので、パソコンのモニタに映せたらいいなぁ、ということで改めて購入してみることにしました。

 

購入したビデオキャプチャは、AOpen 社の VA1000MAX-NT1 というものです。

手ごろな価格ながらもとりあえず性能のよさそうなものということ、また小さめのパソコンを使っているので LowProfile 対応であることがポイントだったのですけど、買ってみると、箱にいろいろと売り文句がさりげなく書いてありました。

  • LowProfile 規格対応
  • 高音質ステレオ放送対応
  • 音声多重放送対応

とまあ、個人的に気になるのはこのあたりでしょうか。他にも遠隔からの予約機能とか高画質録画とかいろいろと機能は載っているようです。

しかし発売日が延期になったらしくて、注文してから到着までにしばらくかかってしまったのが難点。もっとも、もう発売されているのでそういう心配はないのですけど、なんだか AOpen さまはそういうことが多いような…。

 

ハードウェアのインストール

なにはともあれさっそく組み込んでみます。

まずは LowProfile ブラケットに交換…、というところでいきなりつまずきました。なにやらはじめてみるようなネジが…^^;;; ってまあ、知ってしまえば何てことないものだったのですけどね。

上の写真は既にブラケットを交換したものですけど、S 映像端子のついているあたりのボード側に普通の + ネジがついているほか、赤丸で囲ったステレオプラグをさす部分にもリング状のネジが取り付けられていました。

2箇所に浅く - の切込みがあったため、ここに何かを引っ掛けてまわすネジなのだろう…と、工具のお店を見てみたのですけどそれっぽいのはなく…。しょうがないので、リングの周りがぎざぎざになっていたのでペンチでまわるかなぁ、と試してみたところ、あっさりとまわってくれました。

ペンチで回すべき箇所なのかはわからないですけど、とりあえず何の問題もなく取り付け、取り外しが出来ました。

 

□ ドライバのインストール

やっとこさ PC 本体に取り付けて、電源 ON です。

今回は Windows XP Professional にインストールしているのですけど、説明書を見ると、起動後に立ち上がるハードウェアウィザードはキャンセルせよとのこと。なので、起動直後の 「新しいハードウェアの検出ウィザード」 は 【キャンセル】 ボタンを押してキャンセルです。

 

そしてドライバ CD-ROM を…、ってドライバ CD-ROM はどれでしょう…。

説明書の写真あたりも参考にすると、付録されている 4 枚のうちの、「Video Station」 と書かれた CD-ROM がそれのようです。なのでこれを CD-ROM ドライブへ挿入します。

セットアッププログラムが起動したら、【Driver】 の項目をクリックすると、デバイスドライバのインストールプログラムが開始されます。が、インストールがすぐに始まるわけではなく、表示されたダイアログの 【Install】 ボタンを押してインストール開始です。

 

おおっ!? 署名されていないデバイスドライバがインストールされようとしているという、もはやおなじみのエラーダイアログが表示されるのですけど、自動的に閉じられます。たしかに無用な操作は減るでしょうけれど…、これってなんだか賛同できないですね…。

こんなことをしては本来の役割を失ってしまう…。

なにはともあれインストール完了です。説明書を見る限り、Windows XP の場合は再起動する必要なく、これで準備が整ったようです。

 

せっかくなのでついでに 【Live update】 ボタンも押してみました。

アップデートプログラムが起動するので 【Upgrade】 ボタンを押してみると…。エラーです^^;;;; AOpen Web サイトへの接続でエラーが発生した、そうです。むむむー、と思いつつももう一回やってみると正常に接続できました^^;;;;;;;;

"Theres no new drivers on AOpen Website." すなわち、最新版のドライバのようです。

 

□ ソフトウェアのインストール

さて、ハードウェア周りのインストールが終わったと思うので、今度は関連ソフトウェアをインストールします。

リモコンでコントロールできるようになるらしいソフトウェアも付属していたのですけど、あまり妙なものを常駐させたくなかったので今回はそれはやめておくことにします。

 

インストールするのは PowerVCR TV Edition なるソフトウェアです。

PowerVCR の CD-ROM を挿入してセットアップを起動します。インストール自体は難しいことはなく淡々と進んでいくのですけど、一応注意する点としては、CD-KEY が説明書内に書いてあるという点でしょうか。

まあ、説明書読みながらならなんら問題はないのですけど^^

 

続いて自動的に Indeo software なるソフトウェアのインストールプログラムが起動します。こちらは英語でのナビゲーションになるので少々厄介ですけど、特別難しいことはないのでガイドに従ってインストールを進めましょう。

途中、システムファイルのバックアップを行うか尋ねられます。バックアップはディフォルトで、インストールディレクトリ "C:\Program Files\Intel\Indeo\" の SavedSystemFiles フォルダに格納されるようです。

 

しばらくインストールが行われ…、警告ダイアログが表示されました。

どうやら既に新しいバージョンの Indeo video 4 Codec なるものがインストールされているとのことです。もし CD-ROM にはいっている古いほうを使いたいならば C:\WINDOWS\System32\ir41_32.ax を削除した上で改めてこのセットアップを実行せよ、とのことです。

新しいバージョンの方がいいでしょうから、そのようなことはせずこのまま突き進んでみます。

 

あとはすこし放置した後に Windows を再起動することになりました。インストール後、もう少しだけインストールプログラムが起動し、それにてセットアップが完了です。

 

□ テレビを映してみる

さて、インストールした PowerVCR TV Edition を起動してみます。

初回起動時にはチャンネルの登録設定ですね。自動的に設定ダイアログが表示されるのですが、それと一緒にテレビ画面が表示されました。アンテナの都合で少々映像が悪いですけど、なんだかとってもいい感じがします。

とりあえず、【オートスキャン】 ボタンを押してみると、しばらくチャンネルをスキャンした後、普段に見るテレビのチャンネルが抽出されました。そして NHK が表示されたのですけど…、むむむ、なかなかいい感じです^^

 

おっと、アンテナの影響だと思うのですけど、映りの悪かった 「日本テレビ」 および 「フジテレビ」 が認識されませんでした。なのでこれらは手動で登録しておきました。フジテレビのほうは手動で選んでみると映像がきれいでした^^

 

いやいや、すごいですねぃ^^

実は Windows XP Service Pack 1 だと動作不安定というような情報もあったような気がするのですけど、とりあえずうちの環境では問題なさそうです。

音声多重機能もあるし、なんだかほんとに、ディスプレイの一角にテレビが設置されたような感じです。