[ HARDWARE REPORT ]

ASUS P8Z68-M PRO

ASUS P8Z68-M PRO が BIOS ポスト画面で止まる

2012/11/12 Tomohiro Kumagai

□ PC を再起動したら ASUS P8Z68-M PRO が BIOS 画面から先に進まなくなる

ASUS のマザーボード P8Z68-M PRO を使って Windows 8 Pro を使用していたのですけど、Windows 8 Pro Media Center Pack 機能を追加して PC を再起動したところ、それっきり BIOS 画面から先に進まなくなってしまいました。

 この PC は常に電源を入れっぱなしにしているものなので、少なくとも Windows 8 Pro をインストールしてからの 1 か月くらいの間、1 度も再起動していませんでした。

直前に Windows 8 Pro Media Center Pack をインストールしたとはいえ、BIOS 起動画面で進まなくなったということは、きっとその稼働中の 1 か月のどこかで、何らかの事情で BIOS か機械のどこかが故障してしまっていたのでしょう。

 

連続稼働をし続けたとはいえ、買ってからまだ 2 年未満のマザーボード、壊れるにはちょっと早すぎるような気もします。

症状

症状としては、再起動直後に BIOS ポスト画面が一瞬映ったと思ったら、そのまま暗転して数十秒ほどして、そのあと ASMedia SATA コントローラーの BIOS が表示された後、再び暗転して数十秒ほどしたところで、「ぴーー」とビープ音がなる感じです。

このビープ音は、CPU やメモリの問題で起動できなくなったときのビープ音よりも少し高めのきれいな音でした。FAX モデムで FAX を受信したときの、ピーと長めに鳴ったときの音に似ているような感じです。

また、BIOS に電源が通った時に鳴るはずの、電源投入直後の小さな「ピッ」という音は鳴りません。

BIOS 画面でのハングアップによくある原因

1. ハードディスク障害

何か月も稼働し続けているパソコンが再起動で動かなくなる原因でよくあるのはハードディスクの故障ですけど、今回は起動直後の稼働音に若干不安な感がありつつも、変に引っかかったり金属音がしたりということはなくて、ハードディスクの故障が原因ではなさそうです。

ハードディスクの故障が BIOS の起動に影響を与えることも稀にあるので、念のため接続していたハードディスク 2 基を外して起動を試してみましたけど、改善される様子はありませんでした。

 

2. メモリ、CPU、拡張ボードの故障や接触不良

メモリーや CPU、その他の拡張ボードの接触不良でも BIOS が起動しなくなることがあります。

そういったときになるビープ音とは鳴るタイミングも音の高さも違うので、それも原因ではなさそうでしたけど、念のためメモリや CPU を差し直してみたり、拡張ボードを取り外してみたりしましたけど、それでも改善されませんでした。

 

3. CMOS データの不整合

CMOS のデータが壊れて起動の邪魔をしているのかもとも思って CMOS リセットを行ってみましたけど、それでも改善される様子はありません。

しばらく電源を落としておくと何故か復活することもあったりするので、数日ほど電源を切って置いてみたりもしましたけど、相変わらず、復活する感じもありませんでした。

 

□ ASUS CrashFree BIOS 3 で復旧を試みる

BIOS 起動の段階でよくある障害を意識して調べてみたものの、今回それらは大丈夫そうなので、そうなるとマザーボード自体の故障のようにも思えてきます。

そうなるともはや買い替えしかないかとも思ったのですけど、マザーボードを見ていたら、ASUS P8Z68-M PRO には "ASUS CrashFree BIOS 3" という BIOS 自動復旧ツールが用意されていることが判りました。

 

USB に BIOS データを用意して電源を入れると自動的に BIOS を復旧してくれるそうなので、試しにやってみたところ、無事に起動できるようになりました。

ただ、本当にこの "ASUS CrashFree BIOS 3" のおかげで復旧したかはちょっと判らないですけど。

 

ともかくまずは、BIOS ファイルを "P8Z68MP.ROM" という名前で保存した USB メモリを用意しました。

マザーボードに付属していた DVD-ROM にもこのファイルが保存されているので、それをそのまま使ってもいいようなのですけど、今回の PC には DVD-ROM ドライブを接続していなかったので、USB メモリを使うことにしました。

なお USB メモリはあまり大きな容量だとダメな場合があるらしいので、今回は 4GB のものを使用しました。

 

USB メモリを PC に接続して電源を入れてみたところ、まるで何事もなかったかのように BIOS が起動しました。

画面が暗いまましばらく待ったような感覚もないし、BIOS 復元中を知らせるメッセージも表示されなかったようなので、本当に "ASUS CrashFree BIOS 3" で復元できたか判らないですけど、思い返せばなんとなく不自然なタイミングで 1 回 BIOS が再起動したような気もします。

 

それからは、電源投入してまもなく「ピッ」という起動音が鳴った後、すぐに ASMedia SATA コントローラーの BIOS が起動して、それからすぐにメインの BIOS が起動するようになりました。

試して行く中で CMOS をリセットしたからなのか、それとも "ASUS CrashFree BIOS 3" がちゃんと BIOS を復元してくれたのか、最初の正常起動時には "Pleaes enter setup to recover BIOS setting." というメッセージが表示されました。

画面の指示に従って "F1" キーを押して BIOS 設定を調整して、これで無事、普段通りに PC が使えるようになりました。


 

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