[ HARDWARE REPORT ]

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IDE → USB 変換アダプタ IDE-3525 を使ってみる

2005/10/19 Tomohiro Kumagai

□ IDE/USB 2.0 変換アダプタ IDE-3525

ハードディスクを買いにお店へ出かけてみたところ、ふと目に飛び込んできたのが nbj さまが販売している…のでしょうか、IDE-3525 という IDE (ATAPI) / USB 2.0 変換アダプタでした。

もともとハードディスクを買いに出かけた理由が、システムの入れ替えに伴う既存のハードディスクの交換と、故障したハードディスクの交換という二つの理由があったので、以前のデータを転送したり、または壊れたらしいハードディスクのチェックを行いたいなどといったこともあって、わざわざ内蔵しなくても外からさくっと USB で接続できるこのアダプタになんだか魅力を感じたのでした。

同時に、外付け用のハードディスクケースも検討してみたのですけど、安いものを探せば僅かながらも、でもやっぱりこのアダプタの方が値段が安かったのと、ときどき使う程度なのにあまりかさばるものも困るかなと思ったので、このたびこの IDE-3525 を購入してみることにしました。

3.5 インチハードディスクのみならず、2.5 インチハードディスクにも対応しているところも良い感じです。

 

ただ、買ってから判ったことなのですけど、IDE アダプタ自体は小さいものの、AC アダプタはけっこう大きい感じでした。ケースほどはかさばらないとしても、それなりにかさばることだけは気にしておいた方が良さそうです。

そしてなぜだかチェックし忘れていて購入してみてから気づいたのですけど、箱には対応 OS がまったく記されていないのですね…。

箱にも内部の説明書にも、かろうじて外箱に会社名と思われる "nbj" というロゴがあるのを除いては、まったく出元が記されていなかったりして、箱はけっこうきれいな感じの仕上がりなのに、なんだか不思議な感じでした。説明書にも対応 OS という明示的な記述は無いのですけど、とりあえず Windows 2000 と XP 、それに Windows Me は想定されているようです。

他にも、付属品には記されていないので必ず入っているかは判らないのですけど、ラベルの貼られていないフロッピーディスクが付属されていて、その中の説明書を見る限りでは、Windows 98, Me, 2000 および、Mac OS 8.6 以上が想定されているようでした。

なお、このフロッピーディスクには、Windows 98 および Mac OS 用のデバイスドライバと USB 1.0 ドライバが収録されているようです。

 

□ Windows XP にて 3.5 インチハードディスクを接続してみる

ハードウェア RAID にて故障と判定されたハードディスクを接続してみることにします。

順番的に AC アダプタが最初でしょうから、まずはハードディスクに付属の 4 ピン電源と 付属の IDE コネクタを接続してから、その AC アダプタをコンセントに差し込みます。当たり前なのかもしれないですけど、このときすぐに電源が通って、ハードディスクのモーターが回転しだしたようでした。

その後で IDE コネクタの USB ケーブルを PC 本体に接続します。

 

すると Windows XP が自動的に "IDE to USB" を認識して使用準備が出来るように…、なりかけたのですけど、なんだかエラーが発生してしまったらしくて認識することは出来ませんでした。コンピュータの管理で調べてみても、それらしいドライバは見つからなかったりでした。ディスクの管理で調べてみても、特にそれといって新しいドライブが認識されている様子もなくです。

もともと故障しているかもしれないハードディスクを使用していることもあり、念のためもうひとつのハードディスクを接続してみることにしました。そうしてみたところ、今度は "IDE to USB" という名前ではなく、ハードディスク名そのものが認識されて使用準備が整いました。

どうやら単純に、ハードディスクが壊れてしまっていたみたいですね。実のところ、ハードディスクに電源を供給してみたときになんとなく普通とは違う回転音をしていたので、きっとそういうことなのでしょう。

 

□ Windows XP にて 2.5 インチハードディスクを接続してみる

2.5 インチハードディスクの接続は、3.5 インチハードディスクよりも簡単な感じです。

ハードディスクへの電源は USB から直接供給されますので、使用するのは IDE アダプタのみで、AC アダプタは不要となります。

接続の際に注意する点としては、コネクタの差込口に 3.5 インチ用のような逆ざし防止用のでっぱりがないというところでしょうか。ピンをみれば逆ざししないようにちゃんと中央の一本が埋まってますので問題は無いのですけど、気づかずに無理やり差し込もうとしないように気をつけましょう。

また、差し込んでみた感じなんだかピンが弱そうな手ごたえでしたので、うっかり曲げてしまわないようにも気をつけておいたほうが良さそうです。

 

ともあれ IDE アダプタをハードディスクへ慎重に差込さえすれば、あとは USB ケーブルを PC 本体に差し込んだ時点で電源が投入されますので、それ以降はとても気軽な感じで使用することが出来ました。

 

□ Mac OS X v10.4.2 に接続してみる

Mac OS X では使用できるのかどうか、少しだけ実験してみました。

IDE-3525 に 2.5 インチハードディスクを取り付けて、まずは Windows XP Professional 上にて NTFS フォーマットを行った後、それを Mac OS X v10.4.2 が稼動する Mac mini の USB ポートへ接続してみました。

すると、何事もなかったかのように素直に認識されて、しかも読み取れる状態にまでなっていました。初期化形式を確認してみると NTFS フォーマットとなっていて、どうやら Mac OS X v10.4.2 は NTFS フォーマットも認識することが出来るようです。ただし、あくまでも読み取り専用とのことなのですけど。

 

"ユーティリティ" フォルダにある "ディスクユーティリティ" を起動して、何か出来ないか調べてみましたけど、チェックや初期化といった作業は一切出来なくなっていました。これはきっと NTFS フォーマットのパーティションだからと言うことなのでしょう。

 

□ おわりに

正常に接続さえできれば、後は普通の USB ハードディスクのように使用することができました。

Windows 2000 や XP の場合は 「ディスクの管理」 を使用することによって通常通り初期化することも出来ますし、Windows Me などでも従来どおり fdisk を使用してパーティションを切り分けて format で初期化して、当たり前ですけど普通に使えてなかなか良い感じです。

PC のフロントに USB コネクタが装備されていたのも巧を奏したところでしょうけど、ディスクを手軽にチェックしたいような場合に想像以上に良い感じでした。

 

使用上の注意点としては、接続の際には IDE ドライブを MASTER または SINGLE に設定しておかなくてはいけないことと、ハードディスクの裏面は基盤がむき出しになっていることが多いので、金属の上とか変なところに置かないように気をつけるといったところでしょうか。それと、あまりディスクを傾けたりするのは良くないような気がします。

人によっては、当然ながら Serial ATA には対応していませんので、うっかりしないように気をつけましょう。あとは、両側にある 2.5 インチ用と 3.5 インチ用のコネクタは同時には使用できないというのもありますけど、これはまあ、たとえ出来たとしてもあまり使う機会もないでしょうし、気になるほどのところでは無いような気がしました。


 

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