ひなまつりバウムクーヘンを食べてみる

LIFE REPORT


ひなまつりバウムクーヘン

ひな祭りなある日のこと、近所のコンビニエンスストア ローソン へ出かけてみると「ひなまつりバウムクーヘン」というお菓子が、冷蔵お菓子コーナーに並べられていました。

ローソンが "マチカフェ" というブランドで販売している商品みたいです。

ちょうどネットで「ひな祭りだしフレンチトースト作ってみた」というのをいくつか目にしていたので、ひな祭りにフレンチトースト…? と思いながらも、せっかくだし何かひな祭りっぽいデザートでもないかなと思って見に行ったのもあって、苺チョコレートやバームクーヘンが好きな自分としては、かなり興味をそそられました。

ちなみに調べてみた感じ、フレンチトーストとひな祭りとは、特には関係なさそうですね。

売れる気配なし…

さて、そんな楽しそうなバームクーヘンを見つけたものの、お値段はなんと 1,500 円。

手のひらいっぱいに乗るくらいの丸い大きなバームクーヘンでしたけど、いくらひな祭り仕様とはいえ、これはちょっとお値段に見合わないような気がします。

それじゃあ、せっかくだし「ひな祭りを過ぎて」値引きされてから買ってみようと思ったものの、ひな祭りを数日過ぎても、安くなる気配がありませんでした。

 

店内の在庫は 6 箱ほどで、パッと見、ひな祭りの時から売れる気配がありません。

賞味期限を見てみると 4 月 7 日になっていて、けっこう持つんだなと思いながら、買わずにお店を後にしました。

それから数日に一度、お店によって値引きされるのを待ってみたのですけど、値引きされる気配どころか、売れる気配さえありません。そしてひな祭りをとっくに過ぎているにもかかわらず、堂々と冷蔵お菓子コーナーを彩っていました。

ちなみにホワイトデーの商品は、翌日から半額セールでした。

やっと値引きに!

それでも誘惑に負けずに粘っていたところ、遂に値引きのときが訪れました。

それは実に 4 月 1 日のこと。

 

手書きのメモで「半額! 1,500 円 → 750 円」と、売れ残った全ての箱に目立つように貼られている様はなんだか奇妙でした。

見た目からして、最高でも 1,000 円かな〜…と思っていたので、半額なら十分、商品に値段が見合います。他の人もそう思うのか、前日には相変わらず残っていたバームクーヘンも、今日はあと数箱までになっていました。

自分も迷わず 1 箱、お持ち帰りです。

それにしても、ひな祭りの商品が 4 月に買えるなんて、ある意味なんだかすごいですね。

ひなまつりバウムクーヘンをさっそく頂く

そして、賞味期限もだいぶ迫っていることだし、さっそく頂いてみることにしました。

ひなまつりと書かれたチョコレートプレートがすこし季節はずれですけど、砂糖でできたお内裏さまとお雛さまのお菓子が可愛らしく乗っていたり、金平糖があしらわれていたりと、可愛らしい感じです。

ぼんぼりの飾りにちいさなロウソクまでついた徹底ぶりは、ひな祭り当日にもっとみんなが買って行ったら楽しかったろうになと感じさせてくれます。

 

味の方は、まあ普通に美味しい方のバームクーヘンな感じですね。

しっとり感はそこそこ、ぱさぱさもせず、苺チョコレートのコーティングがまたいい感じでした。今回は賞味期限が間近だったので、製造されて間もなくだったらもっと美味しかったかもしれないと思うと、ちょっともったいなかったですね。

何はともあれ、バームクーヘン好きな自分としては、なかなか大満足でした。

食べ応えのある大きさで 6 片切り出せるくらいの大きさだったので、食べごたえも十分です。

 

そんな念願のバームクーヘンを美味しく食べ終えたところで、ふと箱を見ると、保存方法のところに「高温多湿、直射日光を避けて保存」と記されていました。

半額になる 1 か月もの間、冷蔵お菓子の棚にずっと陳列されてましたけど、それってなんだったのでしょうね。

冷蔵でなくていいなら、レジ前とかもっと目立つところに置いておいてもよかったでしょうし、何よりこんな大きな箱を 6 箱もずっと置いておいて、その代わりに別のスイーツを置いておいた方が良かったりとかしなかったんでしょうか。

最初から最後まで、なかなか謎な感じを楽しませてくれる商品でした。