[ SOFTWARE REPORT ]

MacOS

iMovie の録画データが音ズレする

2012/09/12 Tomohiro Kumagai

□ iMovie '11 で激しく音がずれる

Mac OS X Mountain Lion に付いてきたビデオ編集ソフト iMovie '11 を使って映像を録画してみたところ、映像と音声とが極端にずれてしまうことがありました。

録音に使った機器は MacBook Air Mid 2012 で、カメラは MacBook Air 内蔵のものを、オーディオは "PL-US35AP" という USB 接続の機器つけたマイクを使っていたのですけど、10 分くらいも録画を続けていると、それを iMovie を使って編集しようとしたときには既に映像と音とがずれて再生されてしまう感じです。

 

でも、この MacBook Air Mid 2012 で録画&録音したデータをそのまま Mac mini Early 2009 + Mac OS X Lion の iMovie '09 で編集しようとしてみると、こちらの場合は映像と音とがずれることはない様子でした。

どうやらマイクとの相性が悪いだとか、性能が追いつかなくて遅れて記録されてしまったとか、そういったことではないようです。

 

しかも iMovie '11 で作成したプロジェクトを iMovie '09 で開いてみると、iMovie '11 でクリップに切り出した映像のタイミングが、iMovie '09 で見た時には、映像も音もぜんぜんずれていました。

互換性がないだけなのか、それとも iMovie '11 のタイミングをとる処理のどこかに根本的な問題を抱えているのかもしれませんね。

 

□ iMovie '09 でも最後の書き出しでずれることがある

それなら Mac mini Early 2009 の iMovie '09 で編集すればいいかと思ったのですけど、今度はこちらで、最後に映像を書き出したときに、音が変なタイミングで入ったりしてしまう問題が発生しました。

これはもしかすると、クリップを細かく分けて使っていたり、それらをトランジションで繋いだりすると、顕著に現れてくる感じがします。

幸いこれはおおよそ回避することができて、音がおかしくなるクリップからオーディオを分割してあげることで、その音声が変なところに勝手に移動してしまうことがなくなります。

 

ただ、編集中にオーディオを分割したのを取りやめようと思って「元に戻す」を実行したら音が消えてしまったりとか、それでもビデオの書き出し時にどこかの音と混ざって再生されてしまうことがあったりとか、無料アプリとはいえムービーを編集するためのソフトとしてはかなり厳しいところです。

せっかくの編集ソフトなのですから、そんなところではなくてもっと別のところに神経を使いたいですよね。

iMovie '11 よりは iMovie '09 の方が、創れるだけだいぶマシではありますけれど、それでもやっぱり予期しないところで音のずれが発生してしかもそれが原因不明になるというのは、ものを創る道具としてはなかなか厳しいところです。

 

□ なんとか工夫をしながら使ってみる

それでも他に道具も揃えてなければ、良い編集ソフトがどれかも判らないため、もう少しこの iMovie で感覚をつかみながら替えられるものは替えて行きたいところ。

なんとか上手く使う方法がないかと思って模索して、ひとまずは次のような感じに落ち着きました。

 

iMovie '09 が入った Mac mini と iMovie '11 が入った MacBook Air が必要だったり、それらの間で映像データを移動しないといけなかったりと、何かと限定的で面倒なところもありますけれど、それでも使えないよりは今のところは良い感じです。

将来的には iMovie '11 のアップデートか何かで音ずれが起こらなくなる日を願いながら、次のような方法で iMovie を使っていってみようと思います。

1.まずは iMovie '11 で撮影

まず、映像は MacBook Air Mid 2012 (OS X Mountain Lion) + iMovie '11 を使用することにします。

これはただ単純に、撮影用のカメラがこの MacBook Air 標準搭載のカメラしかないからですけれどね。

ノートパソコン本体に固定されているので融通も利きにくいですし、明るさや色合いも iPhone の画面のような発行体を近づけると変わってしまうので、将来的にはもっと適したカメラが欲しいような気がします。

外付けのカメラを手に入れたら、こだわらずに iMovie '09 で直接撮っても良いかもしれません。

2.それを iMovie '09 で編集

iMovie '11 で撮影した映像は、そのまま iMovie '11 で編集だと音がずれて使い物にならないので、Mac mini Early 2009 (OS X Lion) + iMovie '09 に持ってきてから編集します。

こちらでなら、少なくともプロジェクトにクリップを切り出す時に、音がずれる心配はない感じでした。

 

ただ、最後にそれをムービーに書き出す時に音がクリップをまたいで極端にずれたりしてしまうので、iMovie '09 では仕上げまでは行わず、映像を切り抜いたり音声を動かしたりアフレコしたりといった、主にタイミング周りの作業を行うことにします。

たとえばトランジションを使ってクリップを繋ぐところまではやって、音が小さいとか雑音が入っているとか、そういったところは気にしないでおきます。

通しで再生してみると、入っているはずの音が途中で消えて再生されてしまうような場合も、気にしなくて大丈夫です。

3.最後に iMovie '11 で調整

そうやって Mac mini Early 2009 の iMovie '09 で作成したプロジェクトを、もう一度 MacBook Air Mid 2012 の iMovie '11 で開きます。

iMovie '11 で開いた iMovie '09 のプロジェクトは、今度は映像と音声がぴったりでした。通しで再生したときに途中の音が消えるようなこともない感じです。

そのままムービーに書き出してあげれば、iMovie '09 のときのような音声がずれたり重複したりすることもなく、正常にムービーを書き出すことができました。

 

それと、先ほど iMovie '09 で音にこだわらなかった理由は、iMovie '11 の方が音の編集に優れているようだったためです。

iMovie '11 にはノイズを除去する機能が用意されているので、それを使うことでマイクが拾った小さな雑音をかなり聞こえなくすることができます。

ノーマライズやボリュームの調整なら iMovie '09 でもできますけど、併せて iMovie '11 でやっても問題なさそうだったので、音の最終調整はとりあえず iMovie '11 で行うことにしようと思います。


 

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