Microsoft Money 2006 をインストールし、使用準備を整える

SOFTWARE REPORT


>>

MSN マネー残高照会ゴールドサービスに登録する

Microsoft Money 2006 には、"MSN マネー残高照会サービス" の情報を Microsoft Money へ自動的にダウンロードしたりといった、MSN マネー残高照会ゴールドサービスが付加されています。

利用期間は 1 年程度で、それ以降も継続して利用する場合は、また最新版の Money にアップグレードしたりして更新する必要があるとのことのようですけど、せっかく付属してきているので利用してみることにしました。

 

この "MSN マネー残高照会ゴールドサービス" を利用するには、あらかじめ "MSN マネー残高照会サービス" サイトの方で登録を行う必要があります。なお、MSN マネー残高照会サービス については EZ-NET レポート: MSN マネーサイトの残高照会サービスを設定する を参照してください。

MSN 残高照会サービスへサインインしたら、"ユーザー情報設定はこちら" のプルダウンメニューから "ゴールドサービス 登録設定" を選択します。そしてゴールドサービスの利用規約に目を通して同意した上で、Microsoft Money 2006 に同封されていたアクティベーションキーを入力すれば、それで登録作業は完了でした。

 

Money 2006 をインストールする

今回は Microsoft Money の旧バージョンを削除した状態から、改めて Microsoft Money 2006 をインストールしてみることにします。

CD-ROM ドライブへ "Microsoft Money 2006" の CD-ROM を挿入すると、自動的にインストーラが起動しました。オープニングになにやらちょっとしたサウンドが再生されたと思いきや、まずは 「使用許諾契約」 に同意する感じの作業になります。このとき、インストール先のフォルダを変更するための "ファイルの格納先を変更する" リンクがありますので、必要に応じてそちらもクリックしておきましょう。

 

使用許諾契約に同意したら、あとはインストール手続きの始まりです。

なんとも大げさなくらい、インストール中に清々しさ漂うサウンドが流れているのですけど…。静かにインストールをしたい人は、あらかじめスピーカーを OFF にしておくことをお勧めします。ともあれあとは 1 分もすれば、インストールは完了となりました。

 

Money 2006 の使用準備を整える

Microsoft Money 2006 を起動すると、まずは "Microsoft Money 2006 インターネットベース サービス ポリシー" というウィンドウが現れました。

説明を読むと判るのですけど、Microsoft Money には、インターネット経由でプログラムの更新などを行えるサービスをおよそ 2 年間、利用できるとの事でした。ここではそれについての説明に同意を求める場面のようですので、同意した上で次へ進みます。

 

すると、Money 2006 使用のための初期設定が始まります。

とりあえず設定進行の概要が表示されるので 「次へ」 進むと、続いて Money ファイルを保存する場所の指定となりました。お好みの場所を指定するか、そのままで 「次へ」 進むと、次は Microsoft Passport Network 資格情報を使用するかどうかの選択です。

使用した場合は主にインターネット経由周りでの機能にいろいろとメリットがあるそうですので、せっかくだし使用しておくことにしました。"Passport Network 資格情報を使用してサインインする" にチェックを入れて 「次へ」 進み、Microsoft Passport アカウントの情報を入力すれば設定完了です。

なお、ここで新規に Microsoft Passport アカウントを取得することもできるようですので、持っていない人は入手してみても良いのかもしれないです。

 

続いて "資産" の追加です。

「次へ」 進むと、資産の種類を選択する場面となるので、そこで該当する種類を選択します。すると金融機関の一覧が表示されますので、そこから該当する機関名を選択して次へ進みます。

郵便貯金の場合は Money に対応したオンラインサービスが提供されていないとの事で続いて現在の残高の入力画面となりましたが、三井住友銀行とみずほ銀行については、Money 電子明細の入手に関する情報が表示され、特に残高の入力等の画面はでてはきませんでした。そして残高は 0 のまま、登録作業が完了しました。説明書によると Money の設定手続きの流れの中で、残高照会サービスからの自動取得に関する設定をするように書いてあるようなのですけれど…。

そして後で知ったのですけど、MSN マネー残高照会サイトを利用するには、金融機関の選択のところで "MSN マネー残高照会サービス - 銀行" を選択すれば良いようです。

 

ともあれそんな感じで知らずに設定していたので、とりあえず "MSN マネー残高照会" サイトから Money 電子明細をダウンロードしてみましたけど、銀行口座の一括ダウンロードをしてみたところ、どの口座に記録するかと尋ねられてしまいました。

一括でどこかに入ってしまうのかなとか思ったりもしたのですけど、よく見ると口座番号の下桁がいくつか表示されていましたので、それを頼りに取り込み口座を選択しました。すると続いて、別の口座番号のデータの取り込み先を選択することとなって同じように指定し、そんな感じで全ての口座の取り込み作業が完了しました。金融機関名とかの表示がなくて判りづらかったですけど、これは現時点での Money 2006 の設定が怪しいからなのかもしれないですね…。

これでとりあえずの利用という面では準備が整った感じなので、これでよしと言うことにしておきます。MSN マネー残高照会ゴールドサービス周りの設定については、また改めて調整して行ってみようと思います。

 

ところで Money 2002 にあった "ベビー Money" の機能は Money 2006 には存在しないみたいですね…。

Windows 起動時に、預金残高の一覧や差し迫った入出金予定だけを表示する小さなウィンドウが表示されて、意識せずとも忘れずに確認させてもらえるところがとても便利だったのですけど、今度からは必要に応じて起動する必要がありそうですね。

まあ、スタートアップにショートカットを入れておいて起動させて、確認したら閉じる感じの工夫でその埋め合わせは効きそうですけど。