MSN マネー残高照会ゴールドサービスを更新する

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MSN マネー残高照会ゴールドサービスに登録する

Microsoft Money 2006 には、"MSN マネー残高照会サービス" の情報を Microsoft Money へ自動的にダウンロードしたりできる "MSN マネー残高照会ゴールドサービス" が付加されていました。

ちょっとは便利になるのかなって思いながら日ごろ Microsoft Money 2006 を利用していたのですけれど、最近になって "MSN マネー残高照会ゴールドサービス" の期限が切れました。そうなってみてからやっと、ずいぶんと便利になっていたことに気付いてみたりするもので。"MSN マネー残高照会ゴールドサービス" を更新するためには最新版の Microsoft Money を購入しなくてはならないらしく、そうそう気軽に更新できるようなものでもないですけれど…。

 

2007/06 ごろの感じでは、Microsoft Money 2007 は \12,000 くらいで販売されているようでした。

ソフトウェアとしては普通くらいの値段ですけど、別にソフトウェア自体なら Microsoft Money 2006 でもなんら不満がない感じだし、"MSN マネー残高照会ゴールドサービス" の更新料と考えるとなかなか高い感じがします。月額に換算しても \1,000 くらいですもんね。

そんなことを考えながら少し迷ってはみたのですけど、自動ダウンロードできないというのも何かと億劫だったり、そういえば以前に Microsoft Money 2006 を買ったときには、旧バージョンを所有している場合にはキャッシュバッククーポンが同梱されていたりしたので、何はともあれ新バージョンを見に行ってみることにしました。

見てみると、パッケージにはしっかりと \4,000 円分のキャッシュバッククーポンが付属していると書かれていました。だからといってそれでも \8,000 円くらいな訳で、高いような気もしますけど、今回は少しゆとりがあったこともあって思い切って購入してしまうことにしました。

 

Microsoft Money 2007 キャッシュバッククーポンを準備する

Microsoft Money 2007 をインストールする前に、パッケージに同梱されていた "Microsoft Money 2007 キャッシュバッククーポン" の準備をしておくことにします。

というのも、キャッシュバッククーポンには以前のバージョンの "プロダクト ID" を記入する必要があって、それを確認するためにはその以前のバージョンの Microsoft Money を実行する必要があるとのことだからです。ちなみに "プロダクト ID" は、Microsoft Money の 【ヘルプ】 メニューから 【バージョン情報】 選択することで確認できます。ついでに使用中の Microsoft Money のバージョンは、そのバージョン情報にある 【仕様許諾契約書】 の中に記載されているようでした。

記入すること自体は簡単で、以前のバージョンの "プロダクト ID" の他に、住所や振込先銀行口座などの必要事項を記入して申し込み先へ郵送すれば、2 ヶ月くらいで指定した銀行口座へ \4,000 が振り込まれるという感じです。

 

Microsoft Money 2007 をインストールする

Microsoft Money 2006 がインストールされている Windows Vista に Microsoft Money 2007 をインストールしてみます。

ドライブに "Microsoft Money 2007" の CD-ROM を挿入して、"Microsoft Money 2007 セットアップ" を起動します。そして画面の指示に従って、とりあえずウィルス対策ソフトを一時無効にしつつ [OK] ボタンを押してセットアップを続行します。すると、起動中だった "Microsoft Money 2006" が自動的に閉じられた後、"Microsoft Money 2007" のインストールが始まりました。

必要に応じてインストール先のフォルダを変更しつつ、"ライセンス条項" に同意したら、続いて以前のバージョンの Microsoft Money が検出されたことを示すメッセージが表示されました。それは "Microsoft Money 2007" をインストールする前に削除した方が良いとのことなので、[はい] ボタンをクリックして自動的に削除してもらうことにします。

そして、旧バージョンの自動削除が行われた後で、インストールが完了したことを示す通知が表示されました。

 

ただ、その画面の中には次のようなメッセージが表示されています。

Money の実行に必要なコンポーネントの一部をインストールできませんでした。

Money を再度インストールしてください。

とりあえず、[完了] ボタンしかないのでそれを押してみたところ、"Money のセットアップを続けるには、コンピュータを再起動する必要があります。" とのことなので、ひとまず [再起動] ボタンを押して Windows を再起動します。

再起動後にもう一度、"Microsoft Money 2007" のセットアッププログラムを実行してみると、再び最初の手順から始まる感じでしたけど、インストールフォルダ等を選択した上で次へ進むと、今度はちゃんと "Microsoft Money 2007" がインストールされました。インストールが完了したことを示す通知メッセージも、無事に次のように変わっています。

インストールが完了しました。Money を使用できます。[完了] をクリックしてください。

[完了] ボタンを押した後、スタートメニューに登録された "Microsoft Money 2007" アイコンをクリックすると、いよいよ "Microsoft Money 2007" が起動しました。

初回起動時には "Microsoft Money 2007 オンライン サービス ポリシー" というダイアログが表示され、最大で 2009/09/01 までの間 Microsoft Money のオンラインサービスを利用することが出来ることを示すとともに、それに関する指針に同意する運びとなりました。

それを終えると、続いて "サインイン" を行うと同時に今まで使用していた Money ファイルが開かれることになったのですけど、以前のバージョンのファイルを "Microsoft Money 2007" で使用できるバージョンに変換する必要があるとのことでした。これは [次へ] ボタンを押せば難なく変換することができるのでとりわけ問題はない感じです。変換前のデータも自動的にバックアップしてくれましたけど、安全のためには自身でも取っておくのが良さそうです。

そして、"引き続き安全に Money を使用するには、更新プログラムが必要です。" とのダイアログボックスが表示されたので、[OK] ボタンを押して最新の更新プログラムをインターネット経由でダウンロードしておきました。

 

そして "Microsoft Money 2007" を起動してみたところ、サインインの段階で "オンラインでサインインするには、インターネットに接続している必要があります。" とのメッセージが表示されてしまいました。 けれどもそれも Windows をいったん再起動してみたところ、問題なくサインインできるようになりましたけど。

ともあれこれで "Microsoft Money 2007" の利用準備が整いました。使ってみた感じとしては、見た目も操作性についても、以前の "Microsoft Money 2006" とまったくといっていいくらい違いは見られない印象でした。新機能も備わっているようなのですけれど、今のところはそれらも特には気にはならないところです。そういえば、入力時の応答については、以前と比べてずいぶんと反応が良くなったような気もして、入力が少し快適になっているかもしれないです。

 

MSN マネー残高照会ゴールドサービスを更新する

"Microsoft Money 2007" の利用準備が整ったら、いよいよ "MSN マネー残高照会ゴールドサービス" の更新手続を行ってみます。

ブラウザを用いて https://zandaka.money.msn.co.jp/ へアクセスしたら、"MSN マネー残高照会サービス" にサインインします。そして "ユーザー情報設定" のところから "ゴールドサービス登録設定" を選択すると、"MSN マネー残高照会ゴールドサービス" のアクティベーションキーを入力する画面となったので、利用規約に同意しつつ、そこに "Microsoft Money 2007" のパッケージに同梱されていた "MSN マネー残高照会ゴールドサービス" 用のアクティベーションキーを入力して次へと進みます。

すると確認画面へと移るので、あとは [登録] ボタンを押せば、"MSN マネー残高照会ゴールドサービス" のアクティベーション手続は完了です。あとは "Microsoft Money 2007" から今まで通りに更新手続を行えば、"MSN マネー残高照会サービス" に登録されている資産のデータを自動的にダウンロードすることが再びできるようになりました。