[ SOFTWARE REPORT ]

Solaris 8 INTEL PRATFORM EDITION

Solaris8 を COMPAQ PRESARIO にインストール(体験記)

2001/02/17 Norihiko Kumagai

□ Section 1 [Solaris 8 10/00 (Intel Platform Edition)]

Solaris とはSUN Microsystems社(以下 SUN社)がリリースしているオペレーティングシステムの名称です。今回はその中のFreeでリリースされているSolaris 8 Intel Platform (以下Solaris 8)をインストールしてみることにしました。

なぜFreeのSolaris 8を選んだのかというと、SUN社のホームページから簡単に注文できるということと、OS自体はFreeなので実費(9000円程度)のみで入手が可能だったというとこです。

それでは早速インストールを初めて行きたいと思います。

 

□ Section 2 [Solaris Install]

Solaris 8 には次にあげる3つのインストール方法があります。
・ Solaris Interactive 対話式のインストール
・ Custom JumpStart 自動インストール
・ Solaris Web Start Webブラウザ(Hot Java)を利用したインストール
どれについても詳細は全然わからないので、今回はパッケージにSolaris Web Start を実行するためのDisc 「soraris 8 installation」目についたのでWeb Start でCOMPAQ PRESARIO (以下PRESARIO)にインストールを行うことにしました。

 

□ Section 3 [Solaris Web Start (中断) ]

Solaris 8にはフロッピーディスクが1枚とCD-ROMが6枚ついていたが、「Solaris 8 installation」のみをCD-ROMドライブに挿入し、再起動をかけた。このときPRESARIOにはWindows 98 がインストールしてあった。

無事CDブートに成功した。[F2]キーでデフォルトアクションを選択し、処理を進めると、
> ISA: Floppy disk controller
> ISA: Game port ( Joy Stick )
> PCI: Ethernet controller
などのデバイス情報が表示された。さらに[F2]キーで処理を続けると
> Loading Driver ata.befノ
と出力され、続けて「Solaris Kernel をブートするデバイスを選んで続けてくれ」という旨のメッセージが表示されたので、Installerの納められているCD-ROMドライブを選択し、[F2]キーによって処理を継続した。

ところが、Solaris Web start Installation がスタートし、画面に
> <<< Starting Solaris Webstart Installation >>>
と出力された後、「Solaris Webstart Installationは、64MBのメモリを要求しているが、48MBしか搭載していないので、終了します。」とのメッセージが出力され、強制的にインストーラが終了してしまった。これは困った・・・。

とりあえず現状では、PRESARIOが何MBのメモリを搭載しているのか知らなかったので、Macintosh でつかっていた64MBのメモリをPRESARIOに移し再インストールを試みたが、症状は全く同じものでした。

とりあえず、Solaris Webstart Installationはあきらめ、[Solaris 8 SOFTWARE 1/2]CDを用いてSolaris Interactive Installationを試みることにしました。

 

□ Section 4 [Solaris Interactive Installation]

PRESARIOに[SOLARIS SOFTWARE 1/2]ディスクを挿入し、再起動をかけた。無事CDブートに成功したので、[1.Solaris interactive]を選択してインストールを開始した。

無事に言語を選択する画面が表示された。先程のWeb Start では、ここに到達する前に落ちていたのでとりあえず一安心といったところです。
[4.Japanese]を選択しました。

続けてロケールを選択する画面が表示されたので、日本語を表示させるために、[0.Japanese EUC]を選択しました。

するとSolarisインストレーションプログラムというものが表示され、
1. デバイスの構成
2. システムの指定
3. Solarisソフトウェアのインストール
この順序でインストールを行う旨が示されました。[F2]キーで処理を続行します。

Current Window System Configuration:
表示は英語キーボードになっているが、接続されているのは日本語のキーボードなので設定を変更しました。[Change keyboard]にチェックをつけ[F2]キーを押して、「Generic Japanese (106)」を選択した。設定が終了したので、「No changes needed ミ Test/save and Exit」にチェックをつけて[F2]キーを押し処理を続行。

続けて[F4]キー(Bypass)を押し、処理を進めます。

 

□ Section 5 [Starting Open Window (中断)]

ここでWindow Systemが起動した。ここからは日本語を読みながらインストールが進められるし、マウスも使えるのでかなり楽になりそうです。

・Solaris インストールコンソール
まずは「Solarisインストールコンソール」というウインドウが現れ、続けて「システムを確認してください」というウインドウが現れた。[継続]ボタンを押してシステムの確認作業を進めた。

・ネットワークの接続性
次に「ネットワークの接続性」ウインドウが現れました。ここではネットワークに接続するかを問われているので「はい」を選択し[継続]ボタンを押しました。

・ DHCP
次は「DHCP」ウインドウが現れました。ここではDHCPを使用するかを設定します。DHCPとはネットワーク上のノードにIPアドレスを自動的に割り当てるためのプロトコルです。今回はDHCPサーバーのお世話になるので、「はい」を選択して[継続]ボタンを押しました。

・ IPv6
次は「IPv6」ウインドウです。ここではIpv6を使用するかを設定します。IPv6とは従来のIpv4では32ビットでIPアドレスを表現していたのですが、このサイズでは固有のアドレスを振れなくなってしまうという問題から、128ビットに拡張したものです。補足として、実際にIPv6を使用していなくてもIpv6を選んで問題ないと書いてあるので、「はい」を選択して[継続]ボタンを押しました。

・ 情報の確認
ここまで設定すると「情報の確認」ウインドウが現れます。これまでに設定した情報が確認できるので、設定した内容が正しいかどうかを確認して[継続]ボタンを押しました。

ところが、その後30分以上まっても「少しおまちください」と表示されたままいっこうに進む気配がないので再起動をすることにしました。

 

□ Section 6 [Starting Open Window]

先程はネットワークを認識できなくて失敗した模様です。今回は、Solarisをインストールすることがメインなので、ネットワーク周りは後回しにしてネットワークに接続しないパターンで接続をすることにしました。

同様の手順でウインドウシステムを起動しました。

・ ネットワークの接続性
「ネットワークの接続性」ウインドウで「接続していない」を選択し[継続]ボタンを押しました。

・ 情報の確認
「情報の確認」ウインドウが現れたので、設定内容を確認して[継続]ボタンを押しました。

こんどは何もしないので当たり前かもしれないですが、うまくいったようです。

・ 時間帯
続けて「時間帯」ウインドウが現れました。ここでは時刻を設定します。「地域」から、地域をAsia, Eastern に、時間帯をJapanに選択し、[継続]ボタンを押しました。
・ 日付と時刻
すると「日付と時刻」ウインドウが現れたので現在の時刻をセットしました。

・ 情報の確認
「情報の確認」ウインドウが表示されたので、設定した時刻を確認して[継続]ボタンを押しました。

・ Solaris対話式インストールウインドウ
次に「Solaris対話式インストールウインドウ」が現れ、Solarisをシステムにインストールするために初期オプションをシステムディスクに上書きするみたいなメッセージが出力されたが意味がよくわからなかった。しかし、Solaris対話式インストールの説明のようで、ボタンも[継続]しかなかったのでとりあえず進めることにしました。

・ 言語の選択
処理を継続すると「言語の選択」ウインドウが現れました。ここではインストールする言語を選択します。今回は、「アジア」の中から、「Japanese EUC (ja) 」と「Japanese PC Kanji (ja_jp.pck)」と「Japanese UTF-8 (ja_JP.UTF-8)」を選択して[継続]ボタンを押しました。

・ ソフトウェア選択ウインドウ
次は「ソフトウェアの選択ウインドウ」が表示されました。ここでは、インストールするソフトウェアの種類を選択できます。今回は、「Entire Distribution plus OEM support」 を選択しました。しかし実際はSUN純正マシンや、Intellマシンにインストールする場合は「Entire Distribution」(全ディストリビューション)でいいそうです。SUN以外のSPARCマシン(SUN OEMマシン)
にインストールする場合のみ「Entire Distribution plus OEM support」を選べばいいということです。

「Entire Distribution plus OEM support」を選択し、[継続]ボタンを押しました。
・ ディスクの選択
次に「ディスクの選択」ウインドウが現れました。ここではSolarisをインストールするディスクを選択できます。またIntellマシンでは必要に応じてパーティションを分割することもできるそうです。ディスクが1台の場合はすでに選択済みなのでここではなんの操作もする必要はないそうです。

とりあえず何もしらなかったので、[ブートディスクの選択]ボタンを押してみました。すると「c0d0」というディスクが1つあったので、それを選択しました。

ディスクの選択ウィンドウに戻って今選んだ「c0d0」を選択し、[diskの編集]をクリックしました。
パーティション :その他
サイズ :3075
開始シリンダ :1
という情報が得られたので、パーティションをその他からSolarisに変更しました。「パーティションを変更すると、パーティション上の既存データが破棄されます」という警告が出るので、[了解]ボタンを押します。

今回は、最終的に
パーティション:1. Solaris サイズ:2075
パーティション:2.PRI DOS サイズ:1002
としてみました。

[了解]ボタンを押すと、「ディスクの選択」ウインドウへ戻ったので、[継続]ボタンを押して処理を進めました。

・ ファイルシステムを自動配置しますか?
次は「ファイルシステムを自動配置しますか?」ウインドウが現れました。ここではファイルシステムを自動で配置するか、ユーザー自身が手動で配置するかを選択できます。今回はとりあえず、自動で配置してもらうことにしました。[自動配置]を選択し、[継続]ボタンを押しました。

・ リモートファイルシステムをマウントしますか?
次は「リモートファイルシステムをマウントしますか?」というウインドウが現れました。ここではNFSを利用してリモートファイルシステムのマウントをするかどうかを設定します。

NFSとはSUN社が開発したファイルシステム用ソフトウェアで、異機種間のネットワークでファイルを利用しようというものです。

今回はこの機能は利用しないので、[継続]ボタンを押してマウントせずに処理を継続します。

・ プロファイル
ここまで実行すると、「プロファイル」ウインドウが現れます。ここでは今まで設定したインストール内容が表示されます。内容を確認して[インストール開始]を選択します。

すると、Solaris 8のインストールが終了したあとのリブートの方法を「手動」か「自動」か聞かれるのでとりあえず[自動リブート]を選択した。

これでようやくソフトウェアのインストールが始まりました。ここからはしばらく待たなければならないので、パソコンから離れて他の事をやってるのもいいかもしれません。

 

□ Section 7 [Software Install 再起動後]

Solaris 8 Softwareのインストールが始まったものの、まだまだ時間がかかりそうだったので、ご飯を食べたり、して戻ってくると自動リブートを選択していはので、再起動していると思っていたのですが、なぜか電源が落ちていました。細かい事は気にしないとして、再び電源をONにしました。

再びインストーラが起動しました。「まさかインストールに失敗したから電源が落ちたのか?」とも思いましたが、CDブートが原因だと思ったので、CDを抜いて再び再起動をかけました。こんどは無事に初期設定などが始まってrootのパスワードを設定する画面が表示されました。

root とは、スーパーユーザーのことをいいます。つまり、システムのすべての情報や、アクセス権を管理する管理者の権限をもつユーザのことをいいます。簡単にいってしまうと、ここで設定するパスワードを使えばこのコンピュータを思い通りに扱うことができます。

今回は「test」と設定することにしました。ここではキーを押しても画面になにも表示されませんが、ちゃんと入力されているので注意してください。1度入力し終えて、[enter]キーを押すと、もう1度パスワードを入力する画面が現れるので、同じパスワード(この場合は「test」)を入力します。この作業でパスワードが決定してしまうので、2回目の入力のさいは慎重に行った方がいいと思います。1回目意図したパスワードと違ったものを打ち込んでしまって、そののりで続けて2回目の入力も間違えてしまうということは十分あり得るからです。1分くらい時間を開けてからとか、1文字1文字見ながら入力するとかするといいですね。

・ 媒体の指定
次に、「媒体の指定」ウインドウが開き、「Solaris 8 (IA) software 2」のインストール元を指定せよ」と表示されたので、CD-ROMドライブに「SOLARIS 8 SOFTWARE 2/2」ディスクを挿入し、[次へ]ボタンを押しました。すると「Software 2」をCD-ROMドライブに入れてくれという旨のメッセージが出て、CD-ROMが排出されてしまった。『CDが間違っているのかな』と思いながらも他に該当するCDが見当たらなかったので、そのまま再挿入して[継続]ボタンを押しました。今度は無事に読み取りを開始しました。

インストールが終了し、インストール内容の一覧が出力されました。詳細を見てみると、何種類かのパッケージがインストールされたようでした。[次へ]ボタンを押すとCD-ROMドライブからディスクが排出されました。

次は、「Solaris 8 Languages 」を入れてくださいというメッセージが出たので、「SOLARIS 8 LANGUAGES」を挿入しました。そしてインストール元をCD-ROMに指定しました。インストールの準備が完了し、インストールする内容が表示されたので、[インストール開始]を選択しました。

これでインストールが終了しました。今行ったインストールの内容は、「/var/sadm/install/logs/Solaris_8_Japanese_Localization_install.B01280108」にあると表示された。もし行ったインストールの詳細を見たい場合は、ここのパスを参照すれば見られるということです。

[次へ]を
押すとCDが排出され、継続するには[Reboot]を選択してくれという旨のメッセージが表示されたので[Reboot]を選択した。すると再起動を始めました。

簡単に済ませてしまいましたが、これでSolaris 8 のインストールはすべて終了しました。

 


 

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